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日本の山地のそこここで、かつては「焼畑」が行われていました。例に漏れず、余呉の山でも行われていたようです。
余呉の場合は、森の一角の低木を刈り倒し、火を入れ、最初の年は山かぶやソバを、2、3年目からはヒエ、アワ、ソバなどの雑穀を、そしてエゴマなどを育て、最後はクワ(養蚕に使います)などの木を植えてサイクルを終了させ、森に戻していたそうです。
このようなプロジェクトを、現在、ウッディパル余呉のほか、京都大や滋賀県立大学と地元の方とで進めています。
焼いた畑には、「山かぶ」を蒔きます。「山かぶ」はこの余呉に残っていた在来品種で、特産化も進めています。